風水害対策マメ知識 - 株式会社 九州防災センター

風水害対策マメ知識

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集中豪雨に要注意しましょう bookmark

梅雨の時期や台風の時期になると、突発的な集中豪雨が発生する場合もあります。
以前は安心だった都市部にも被害がでる状況です。日頃から安全対策を確認しましょう。

安全対策チェックリスト bookmark

1. 停電に備え懐中電灯や携帯ラジオを用意する。未使用の電池もお忘れなく。
2. 市や防災関係機関の広報やテレビの情報に注意しましょう。
3. 飲料水や食料を数日分確保しておきましょう。
4.非常持ち出し品などは準備しておきましょう。
5.家族の安否確認の方法は家族で決めておきましょう。

大雨注意報・警報の発表基準のめやす bookmark

1.大雨注意報
1時間雨量が40mm(どしゃ降りで、下水があふれるくらい状況になります)又は、3時間の雨量が70mm又は24時間の雨量が120mm以上になると予想される場合。
2.大雨警報
1時間雨量が60mm(バケツをひっくり返したような雨で、話が聞き取れない雨)又は、3時間の雨量が110mm又は24時間の雨量が200mm以上になると予想される場合。

風速と被害 bookmark

風速状況
10m雨傘が壊れる
15m~20m取り付けの悪い看板やトタンが飛ぶ、小型船舶注意。上体を30度ぐらい傾けないと風に向かって歩けない状況
25m~30m 屋根瓦が飛び樹木が倒れる。雨戸が外れる。
40m客車が倒れる、小石が飛ぶ。立って歩けない状況になる。

洪水の時の非難時の注意 bookmark

1. 歩いて非難する場合
成人男性で、約70cm,女性で約50cmの水深が目安です。水の流れが速い場合は流される場合もありますので、なるべく移動せず高所で救助を待ちましょう。
どうしても移動が必要な場合は、下記のような道具をうまく使いましょう。
 ・浮き輪(子供なども移動させる場合)
 ・レジャー用大型浮き袋(高齢者や体の不自由人の移動)
 ・ベビーバス(乳幼児)
 移動する場合の注意として、濁った水の中を移動しますので足元が見えません。水路の側やマンホールなどの下水の蓋が外れているところを歩くと急に深くなり溺れることもありますので、長い棒などで足元を確認しながら移動しましょう。また、同行者同士を紐でつなぎ、いざというときにお互い助けることができる状況で移動しましょう。

豪雨の時に地下街にいた場合 bookmark

 雨をしのいで地下街への移動はよくあることですが、豪雨の場合はなるべく商業ビルなどの2階へ速やかに移動しましょう。
 地下街でこんな危険に遭遇する場合もあります。
 1. 地下には一気に水が流れ込んできます。
   階段はもちろんですが、換気口など思わぬところから水が入ってきます。
 2. 浸水すると電灯が消えます。
  停電が起こった場合には昼間でも真っ暗となります。また、エレベータなども浸水すると停止します。
 3.上に上がるドアの有る場所では、水圧でドアが開かなくなります。